富田メモは公文書ではない!
(月刊)Will10月号(ワックマガジンズ)が今日26日発売になったので”櫻井よしこ”さんの論文”「富田メモ」に異議あり!”を読んだ。
その内容は
今回・日本経済新聞社が7月20日に報じた「富田メモ」は「昭和天皇独白録:寺崎英成御用掛日記」(寺崎英成&マリコ・テラサキ・ミラー:編著)や「木戸幸一日記」などに記された東条英機元首相に対する高い評価とは、明らかに矛盾している。
またメモに書かれている”A級戦犯に戦争責任がある”との表現は昭和天皇がマッカーサーに対して
「私は日本の戦争遂行に伴ういかなることにもまた事件にも全責任をとります。また私は日本の名においてなされたすべての軍事指揮官、軍人及び政治家の行為に対しても直接に責任を負います。・・・中略・・・・構わず総ての事を進めていただきたい。私は全責任を負います」
と言って元帥を感動させたこととも矛盾している。
メモが本物だとしても、それによって天皇の政治利用が行われる危険があるからこのようなものを公開することには基本的に賛同できない。いかし、今や、富田メモはさまざまな問題を提起している。国家の基盤に関わる重要事について、特定の流れを形成しつつある。そうした見方が真に正しいのか否か、富田メモの全体像を読んで判断することが重要である。したがって、今となっては、富田メモの全面公開を求めるものだ。
富田メモは所詮、第二次資料という点だ。富田元長官が昭和天皇のお言葉をどれだけ忠実に書き残したものか、確認しようもない。
日経がこの「富田メモ」を報じて以来、国民世論が参拝反対へと顕著に変化していく中8月15日、小泉首相が靖国神社に参拝したことは、中国の不当な内政干渉を峻拒する決意そのものであり、これからの日本外交の貴重な土台となるべきものだ。そして参拝後の世論調査では賛成が反対をはっきりと上回り、小泉首相は勝負に勝ったのだ!
というものである(要約・順序の入れ替えはご容赦くだされ)。
まぁ、櫻井さんは評論家だからトーンを抑えた慎重な表現に終始している。拙者のように”ニセモノと決めつける”ことはしていないが、富田メモに疑義は充分に提出している。
基本的には予想されたものであり・賛同はする。
週刊新潮・Willそして9月1日発売予定の正論10月号も多分この富田メモへの疑惑を提示する(9月号は時間的に検証する余裕がなかった模様)と思われる。言論界からこれだけ富田メモへの疑問が湧き上がってくるのであれば日経も全文公開するのが筋であろう!
それとも
現在・残りのメモを作成中あるいは
手帳にペタペタと貼り付け中
(富田長官の)筆跡を偽造するのに手間がかかる
ので
「もうしばらく待ってほしい!」
のか?
映画「太陽がいっぱい」は、主人公の貧乏な青年が金持ちの息子を殺し、その息子の身代わりに成り代わろうという物語だ。その中に筆跡を偽造するシーンが出てくるが、意外に筆跡をマネるのは簡単なのである。
とにかく国会が閉会した途端にメモを発表するのだから、何かいかがわしい理由があると疑われても仕方がない。
国会が開かれていれば、
”証人喚問”だ!
お白州に引っ張り出してシバキあげてやるぞ!
あっ!総裁選2日後の9月22日にも臨時の本会議が召集される可能性があると新聞に出ていたから、意外に近いかもしれないゾ!
そうなったら”証人喚問”だ!
参考人では面白くない(刑事罰に問えない)!
喚問だ!
やれやれ!
日経記者と秦・半藤・保阪・御厨の左翼学者を引きずり出せ!
偽証をすれば
議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律
により
3月以上10年以下の懲役(第6条)
になるぞ!
喚問の前に法律を改正して
死刑
も加えたらいい。
それは、さて置き
Will10月号の櫻井さんの記事で
「富田メモ」は公文書(だと考える)
という発言は気になった。
「富田メモ」は私文書であり、公文書ではない
からである。
公文書とは
国又は地方公共団体の機関、又は公務員がその職務上作成した文書(広辞苑)
であるからだ。
公的機関が充分な時間と人員を持って慎重に精査し作成した文書が公文書なのであるから、一級資料とされるのである。
私的な手帳にベタベタとメモを貼り付けたものが公文書であるはずがない。
どの国のどの自治体の保管庫・資料庫・パソコンHDにもそんな杜撰な保存の仕方はしない。
第一・公的機関のどこにもなかったではないか?現在は民間企業の日本経済新聞社の金庫(?)の中に在る。公的機関に存在しない公文書などあるはずがない!
公文書偽造は
1年以上10年以下の懲役(刑法155条)
であり
私文書偽造は
3月以上5年以下の懲役(刑法159条)
であり、その量刑に差がある理由は”性質が異なる”からである。
今回の場合
日経記者を”公文書偽造”の罪に問うことは到底困難であり、櫻井さんは勘違いしておられる。
それにしても今回の
怪文書騒動
には民主主義の短所を痛感する。
出処の経緯不明・発言者不明・手帳にザラ紙を貼り付けただけのズサンな5級資料に日本の政界も言論界もがオタオタしてしまうのだから!
これが独裁国家の中国・北朝鮮だったら
記者は即日:死刑!
で闇に葬られ・あったことさえ国民にはわからない・知らされない。
それが民主国家である日本の社会の木鐸・公器:新聞が独裁国家の片棒を担ぐのであるから、世も末である・・・
まったく木鐸でボクタクと日経記者を殴ってやりたいよ!
にっけいて(逃げて)行くかもしれないが。
とにかく
日本はいつも”守勢に立っている”ではないか?!
守備ばかりやっていては、いくら完璧に守っても得点は入らない。日本(政府)も攻撃しなければ不公平だ。まぁ、中国はそこのところはよくわかっていて、根拠がなくても攻撃するのだろう。
中国の教科書には”3000万人もの死者”を出した「文化大革命」の記述がなく、”そんなことはなかった”ことになってしまっている。チベットに侵略して100万人も虐殺を行っている。
そんな国にアレコレ言われる筋合いはないのだ!
古代ギリシャの民主政も都市国家同士の仲たがいで滅びた。”パンとサーカス”に明け暮れる古代ローマも蛮族に滅ぼされた。ルネッサンスの民主都市国家もフランスの絶対王政の軍隊に敗れた。日本も同じ道をたどるのか!?
立て!日本人よ!
民主主義を守るために戦え!
祖国を裏切り・独裁国家に加担するマスコミ・左翼知識人は絶対に許さないぞ!天罰・天誅を必ず下してやる!
今日は急に涼しくなった。これで夏も終わりであろうか?今年の靖国騒動は特に熱かったが、これがいい意味で時代の転換点になってくれればいいが・・・
とにかく昨年を上回る26万人もの参拝者が靖国神社に集ってくれたのは頼もしい限りである。偏向マスコミをものともせずブログは保守良識派が圧倒的に優勢である!未来は我らのものである。頑張ろう!
では
クリックしてくれれば拙者ももっともっと頑張るゾ!
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コメント
田舎のダンディさま
いつもお世話になっております。
昭和天皇の偉大さにつきましては稿を改めまして又書きたいと思います。
小室直樹氏はイエスの十字架に例えて高い評価を与えております。これが理解できるならば今回の富田メモなどはたちどころにニセモノと分かるはずなのですが・・・
投稿: 柳生すばる | 2006年8月29日 (火) 18:20
私も富田メモには懐疑的です。
投稿: 世界一小さい新聞 | 2006年8月27日 (日) 16:42
そうです、そのとうりです。
投稿: sakura | 2006年8月27日 (日) 14:08
何かで、先の大戦でアメリカと戦ったということが信じられない若者たちが育っていることを知って、時が経たことを実感した。当然、昭和天皇を身近に感じていた世代とは違い、歴史上の方としか認識しない国民も多くなったと思う。
靖国神社についても、社会的問題になっていることで、あらためて知識を得て見解を持った人もいるだろう。騒ぎが起きなければ、戦争も靖国も遠い世界の事だったかもしれない。しかし、皇室は常に今の話題である。
時が経たからこそ、改めて考える必要があることから言えば、起こるべくして起こった問題で、私たちは、考えるテーマを与えられた僥倖の機会とすべきだと思う。
私個人の気持ちからいえば、昭和天皇は、日本における天皇の立場を正しく体現された、世界の常識では量れない、優れた人間だったと考えている。戦争責任についてもエントリーにあるように、卑劣な振る舞いをいささかもされず、私心を捨てて国家のために戦後再生の道を選ばれた。
富田メモの真贋は識者に委ねるとして、国論を分ける問題から身を遠ざけることが、陛下の配慮だと思うべきである。どのみち、自らの行動の、選択の理由を述べること自体が、誰かを苦衷に陥れるお立場なのだから。
明治維新以来の日本が急激に近代化し、苦難を舐めながらも、現在の隆盛をなしたのは、天皇を戴く国家の体制と無縁ではないし、偶然ではないと思っている
投稿: 田舎のダンディ | 2006年8月27日 (日) 08:51