政治家よ・六韜を読め!
中国の兵法書としては「孫子の兵法」が最も有名であるが、六韜(りくとう)・三略の兵法も戦前には政治家・軍人にとって必読の書であった。
六韜は釣りの名人としても有名で・周王朝の軍師として功績のあった太公望の作と言われている。
三略の法は漢の功臣・張良が黄石公から授かったとされるが、いずれも紀元前1000年とか200年もの昔の話であるから確かなことは分からない。
さて「六韜」であるが、
文韜・武韜・竜韜・虎韜・豹韜・犬韜に分かれている。
今日はその内「武韜」の「相手国を自滅させる策:文伐」についてお話をしよう。
これは、周の文王が
「武力を使わないで目的を達するには、どうすればよいか?」
と問われ、太公望がそれに答える形式を取っている。
① 相手国の要求をそのまま聞き入れてやれば、やがて驕りの心が生じ・必ず墓穴を掘るようなことをしでかす。
② 敵国の寵臣を手なずけ・君主と権力とを二分させる。寵臣が内通したり・朝廷に忠臣がいなくなれば、その国は必ず亡ぶ。
③ 敵国の国王の側近に賄賂を送り彼の心をとらえる。
④ 敵国の国王に宝石や美女を送り・女に溺れて政治を忘れるようにしむけ・下手(したで)に出て調子を合わせる。そうなれば放っておいても自滅する。
⑤ 敵国の忠臣を厚遇し・国王への贈り物を減らす。そして
敵国の有能な使者(外交官)がやって来たら、条約を結ばず、
敵国の無能な使者(外交官)がやって来たら、条約を結ぶ!
ことである。そうすれば敵国の朝廷では無能な臣下が幅を利かし・忠臣が遠ざけられることになる。亡国に至るのは必然である!
⑥ 敵国の国王の側近を懐柔し・その他の臣下を離反させる。バラバラになった敵国は滅びる。
⑦ 敵国の寵臣に賄賂を贈り買収し・職務を怠けるようにしむけ・乱費をそそのかし国庫の財政を破綻させる。
中略
⑫ 敵国の不平分子を手なずけ・国王の心を惑わし、美女や歌舞団を送って心をとろけさせ・良犬や駿馬を贈って政務をおろそかにするように仕向ける。
ということであるが、以上の十二の策を試みてから最後に武力を行使せよと言っている。
全編・皆これ”謀略の書”である。
ここまで書けば、これが現在に至るも変わらない”中国の外交戦略”になっていることを賢明な読者はお気づきになられたと思う。
④の策にはまったのが、橋本元総理である。
⑤は
(敵国の)有能な外交官が来たら条約を結ばず、
無能な外交官が来たら条約を結ぶ。
そうすれば敵国は滅びる。
ということであるが、中国の回りの敵国が滅びれば・中国自身は安泰となるというのが目的である。中国古くからの戦略:遠交・近攻もここから出ている。
⑫の美女や歌舞団・良犬や駿馬を贈るというのは中国の「パンダ外交」であり、柵封中国の子分を自任する北朝鮮の美女軍団であろう(ホッホホ~ッ)。
このように中国が紀元前から策略として使っていた謀略に現代の日本の政治家がいとも易々と引っかかってしまうのは不勉強であるからである。
現代に応用できないのでは古典の価値が無い。
まして
中国の政府要人におだてられて、喜んでいる
などは最低の政治家である。
中国は田中眞紀子氏が有能だから厚遇するのではない!
無能だからおだてているだけだ!
田中氏のような無能な政治家が日本政府の中枢にいて増えるならば確実に日本の国力は衰える。中国の狙いはそれなのである。バカは死ななきゃ直らない。いや
死んでも直らない!
早く政界を引退して
越後交通のバスガイド
でもやればよい。小沢ブルドッグも連れて・・・
だみ声のガイドさんも耳障りであるが、
「お陀仏さん」などと言っては絶対ダメだよ!そんなことを言ったら”かっぱえびせん”が飛んでくる!観光バスが「辞められない・停まらない!」では困るからだ。政治家は品が悪くても勤まるかもしれないが、常識をわきまえないガイドさんは嫌われる。
政治、特に国際政治は百鬼夜行である。
きれいごとの理想を語るのもいいが、相手国の策略・謀略にやすやすとはめられてしまうのでは国民の選良である国会議員ましてや外務大臣・首相としては失格である。
平和外交といっても、せめて戦の駆け引きぐらいは知らないのであれば国のリーダーは務まらない。
謀略というと日本人は嫌がるが、戦争に勝てば生き残れるが・負ければ国は滅亡する。国家民族の最重要課題なのである。そこをどう切り抜けるか?兵法書はそのための知恵なのだ。
柔よく剛を制する
で有名な三略の兵法については又日を改めて述べようと思う。なお「六韜・三略の兵法」はサイドバーにあるので、興味のある方は読んでいただきたい。
では
田中眞紀子は”困ったちゃん”と思われた方はクリックを!
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コメント
ぐぐりすずき・さま
古い記事を読んでいただき・ありがとうございました。
中国大陸は4000年以上も「騙したり・騙されたり」の世界です。ですからその策略は非常に巧妙なのです。
福田さんは老練な政治家なので、意外に騙されないかも知れませんが、タカ派の橋本龍太郎総理が中国の女スパイにコロリと篭絡されてしまったのですから油断大敵です!
投稿: 柳生すばる | 2007年10月31日 (水) 00:40
壮絶ですねー。中国恐るべし!
福田総理は中国や朝鮮からみれば格好の餌食となるのでしょうか?
投稿: ぐぐりすずき | 2007年10月30日 (火) 18:50
環境が育てるというのか、古代中国の兵法関係の智慧には本当に感心させられます。今回のエントリーによって、現在の国際状況との関わりを説明してもらうと、生きている兵法を実感しますし、サイドバーの情報で勉強できるのだから、ありがたいことです。
昔の政治家は皆素養として持っていたと思いますが、今はこういうものを勉強しないのでしょうか。時代は変わっても、人間の本質は変わらないのだから、カビが生えたものと思わず、読み込んで勉強すべきだと思いますがね。筋が通っていないように見える政治家は、こうした素養がないからかなと言う気がします。ただ、応用は意外に難しい。
こういうものに沿って実践しているなら、中国のしたたかさは恐るべきものだと思いますが、「文韜」の方を読むと、今の中国の政治と正反対だから、きっと、自己都合の「いいとこ取り」でしょう。日本の政治も「文韜」精神でやってほしいのですが、政治家はどちらかと言えば「武韜」編のようなものを好むのは、政治家の基本は「戦い」だからなんだなと思います。
読んで気が付いたのですが、郵政解散の時の小泉刺客戦略は「武韜」第二十二将威篇の「威信を確立するには、地位の高い相手でも罪を犯せば誅殺しなければなりません。軍令を貫徹するには、罰則の適用が公平かつ妥当なものでなければなりません。ですから、一人を誅殺すれば万人が恐れ、一人を称すれば万人が喜ぶような相手を罰し、賞すればいいのです。誅殺する相手の地位が高いほど、賞する相手の地位が低いほど効果があります。これこそ将たる者の威信を確立する道にほかなりません」に沿っていたのでしょうか。
いずれにしても、私は、小泉首相は法案の中味より兵法に詳しい戦略家だと思っていたんですが違っているでしょうか。みな、小泉はバカだとか、政治を分かっていないとか、法案に無知だとか言っていたのですが、「兵法家小泉純一郎」の奇才を見抜けなかったのではないでしょうか。しかして、続く兵法家に値する政治家は誰なのか。
投稿: 田舎のダンディ | 2006年9月11日 (月) 06:01