読売新聞は犯罪を助長するのか?
今日(28日)の読売新聞は3面のほとんどを使って、
出生率 欧州トップ 2.005 フランスは産んでいる
(生活情報部:榊原智子 記者)
と題し、フランスが2006年の合計特殊出生率を2.005にまで上昇させ、欧州一の「子だくさんの国」となる見通しであると報じている。
その理由として
仏政府の出産・育児支援制度の手厚さにあるようだ。
例えば
16~26週間の育児休暇を取っても
その間の手当ては3児なら 1ヶ月31万円も出る。
8ヶ月ぐらいも育児休暇を取る女性も居て・労働時間も短縮できる。
フランス政府の少子化対策は歴史が古く、第一次世界大戦前に遡る。
子供3人以上の大家族には「大家族カード」が支給され、仏国鉄の75%割引など各種の公共施設も無料や割引のサービスを受けられる。
日本の合計特殊出生率'05年に1.26と比較して
「その背景には、フランスなど欧州各国に比べて、児童手当をはじめ子育て家庭への支援策が乏しい上に、労働時間が長くて仕事と育児の両立が困難なことがあげられる。
子ども2人が20歳になるまでに家庭に支給される手当の総額は、日本は約156万円だが、フランスはその4倍以上だ」
と結んでいる。
要するに
「少子化対策にもっと税金を投入せよ!」
と言いたいらしい?
役人は大喜びするだろう!笑
利権が拡大されるし、天下り先も増えるのだろう?
笑いが止まらないね!笑
本当は同じ人口を維持するには 2.05 の出生率が必要なのだから
フランスはまだ 0.045 足りないのだが
拙者はそんな小さいことは言わない(言ってるよ!)。
まぁ、フランスは消費税が
標準消費税 19.6% 食料品 5.5% だから
その前に消費税の値上げが前提である。
それはさておいても
あまりにも日本とフランスを単純比較し過ぎではないのか?
出生率が 日本1.26 仏2.005 だと言うが
人口密度は
日本 343人/k㎡
フランス 109人/k㎡
と3倍以上も違う!
単に”人口密度が高い”から日本は出生率が低いだけではないのか?
その証拠に
(あまりに小さい国は除く)では日本は 5位 である。
日本より少子化が進んでいると言われる
韓国は 3位 で 493人/k㎡ だ!
イタリア 192人/k㎡
ドイツ 233人/k㎡
も結構・人口密度の高い国である。
これに対して
フランスは 109人/k㎡ でしかない。
他に出生率の高い先進国と言われる
スウェーデン 20人/k㎡
ノルウェー 14人/k㎡
デンマーク 125人/k㎡
フィンランド 15人/k㎡
などの北欧諸国も人口密度が非常に低い。
ちなみに
アメリカ合衆国は 29人/k㎡
である。
参考までに
東京都23区の人口密度は 13,500人/k㎡
中野区の人口密度は 19,000人/k㎡
韓国ソウル特別区(東京23区と同程度の面積) 17,000人/k㎡
パリ周辺3県(東京23区と同程度の面積) 8,500人/k㎡
である。
中国:上海中心部は 40,000人~50,000人/k㎡
というのがあるが、これはあまり参考にはならないだろう。
左翼官僚やフェミニスト学者は
「女性の社会進出が遅れている国ほど少子化が進んでいる!」
とフェミ思想を吹き込もうとしているが、実際は単なる人口密度の差なのではないのか?
第一
出生率の低い先進国は
日本 1億2743万人
韓国 4860万人
ドイツ 8254万人
イタリア 5773万人
と皆・人口大国ばかりである!
「少子化が進んでいる国」
が何故これほどの人口大国になれたのか?
説明できないではないか?
ちなみに
フランスは 5962万人の人口だが
スウェーデン 891万人
ノルウェー 452万人
デンマーク 538万人
フィンランド 520万人
の人口小国ばかりである!
アメリカ合衆国は 2億8480万人 で多いが・・・
それに日本は山国だが、フランスは平地が多い。だから実質的な人口密度はフランスの10倍近くにもなるのではないか?
このように根本的に違う国同士を単純に比べて「同じことをせよ!」と言っても意味はないし・出来るわけがない。
たしかに
少子化対策は必要であると思う。
しかし
福祉の増大は結局「大きな政府」を目指さざるを得ない!
単純に賛成とはいかない!
しかも読売新聞の記事にもあるように
フランスの婚外子の割合は 5割に達する!
これは犯罪の増加につながっている!
によると
日本の犯罪率は 2.3%で
殺人事件は 1.10件/10万人当たり
だが
フランスは
犯罪率 6.67% 殺人事件 3.64件/10万人当たり
何とフランスでは 日本の3倍以上の殺人事件 が起こっているのである!
アメリカ合衆国 殺人事件 5.61件/10万人当たり
は例外としても
スウェーデン 1.87件/10万人当たり
ノルウェー 2.14件/10万人当たり
デンマーク 2.14件/10万人当たり
フィンランド 9.66件/10万人当たり
と北欧諸国の殺人事件は日本に比べて軒並み多い。
寒い国は犯罪が少ないはずなのに・・・
だから
少子化の解決と引き換えに”犯罪大国”までも導入してしまうのではとても賛成しかねる!
日本が先進国で1番安全な国と言われているのは
専業主婦が多く・彼女達が家庭を守っていることであるのは
ちゃんと数字が証明しているではないか!?
少子化対策に単純に
「税金を出せ!」
では済まないのである。
日本の美点を見ようとしないで
単純に外国にかぶれるのは危険
と言うことだ。
犯罪が多くなって夜も安心して歩けなくなってしまうのでは
本末転倒である!
”多くなる”のは”お給料”だけにしてもらいたいものである。
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コメント
SESIRIAさま。
今日の産経新聞でも細川珠生さん(政治評論家:細川隆一郎氏の娘さん)が「お母さんは家庭に帰れ」という趣旨の論文を寄せています。
耕さま。
満員電車に乗っていれば「人が多いのは沢山だ!」と思うでしょう?
40年ほど前は普通のサラリーマンでも50坪ほどの家に住んでいました。今は25坪程度でしょう?家が狭ければ・子どもを育てる余裕もありません。
インド洋のセイシェル諸島には
少子化の鳥:セイシェル・ヨシキリ
がいます。
テリトリーが一杯のときは1つしか卵を産まず・テリトリーが豊富なところでは沢山の卵を産みます。
移民の問題は先進国の少子化の分析にはなりませんので今回は省略しました。
投稿: 柳生すばる | 2007年1月29日 (月) 16:05
アメリカも、子供を生んでいるのは移民です。
それと、移民問題とは関係ありますが、人口密度とは関係ないんじゃ…?
どういう理由があって人口密度と少子化が結びつくのですか。
投稿: 耕 | 2007年1月29日 (月) 12:07
そうです。専業主婦の貢献は、目立ちませんが大きいと思います。専業主婦は今、白い目で見られがちで、それがいやで働きに出る人も結構いると聞きます。もっと誉めそやしてあげても良いのでは?それと子供を生みたくないのは経済的理由は勿論、「自己実現」だの「自分の人生を自由に生きよう」だのとにかく自分が少しでも犠牲になるのは「損」みたいな風潮を社会が挙って煽っているせいでもあると思います。子育ては、合理的や論理的という世界から全く程遠いものです。「損得」ではかれるものでもありません。こうすれば必ず良い子に育つという答えもありません。でもだからこそ、やりがいもあるし「自分以外の者の為」に一生懸命になる喜びと言うようなものもあり、人生を賭けた大事業であるのです。その辺の、「お金に換算できぬ価値」みたいなものももっと世の中に浸透させていかなければならないでしょう。
投稿: SESIRIA | 2007年1月29日 (月) 10:39
三輪さま。
移民は忘れていたわけではありませんが、省略しました。
少子化問題でマスコミが人口密度のことをまったく言及しないことや
フェミニスト達が少子化を口実に「家族破壊思想」を日本社会」に吹き込んでいることを国民に知らしめるために必要と思ったからです。
少子化の社会学的考察としては
12月27日 理想の妻は母方のイトコ!構造主義恋愛学
を是非・三輪さんには読んでいただきたいと思っているのですが・・・笑
ふー太郎さま。
40年以上前ですが、東京の郊外(都心から電車で30分程度)でもサラリーマンは 50坪 以上の土地に住んでいましたよ。借地でしたが・・・
投稿: 柳生すばる | 2007年1月28日 (日) 17:06
その要因は大きいと思います。
子沢山の地方はありますが、
地方では公務員以外は負け組み状態ですし、
一方首都圏ではせいぜい3DKで50㎡でしょう。
子供三人余裕でと思ったら、
120平米で5LDKくらいほしいよね。
投稿: ふー太郎 | 2007年1月28日 (日) 16:30
と言うか、フランスでバンバン子供産んでるのは、トルコその他から流入してきたイスラム系移民のはず。
ほら、一昨年の年末にフランスで大規模な暴動が起きて、車がたくさん焼かれてたあの騒ぎを起こしたのもイスラム系移民だったでしょう?
だからこの記事はそもそもからして意味が無いのではと思うんだな。
肝心の原住民は相変わらず減ってる訳だし。
で、そのイスラム系移民は何故バンバン増えるのか。
答え「教育費に金かけてないから」
これはオランダのイスラム移民、アメリカのヒスパニック系移民および不法入国者両方ともおなじ。
最後に犯罪の発生率も異なる価値観で言葉も通じない同士で、雇用や土地を巡って喧嘩だけが起きる事がね・・・。問題なのかとね。
移民を理念的に受け入れるなんて馬鹿のやる事だね。
世界史でまとまった数の移民が入ってきて、原住民と揉めなかった例は一つも無いんだから。
投稿: 三輪耀山 | 2007年1月28日 (日) 16:28