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2007年2月23日 (金)

労働は苦行なのか?

 読売新聞21日の朝刊:論壇(2007思潮2月)には

 「仕事=自己実現」の洗脳 生きる意味求める現代人

 との見出しで時田英之記者が記事を書いている。

 Web上には公開されていないので、拙者が勝手に要約する。

 まず

 中央公論の「ベタな時代を生き抜く素人芸のチカラ」

 という対談が紹介され

 お笑い芸人の太田光

 「先輩がいくら『つまらない』と言っても『俺は面白いと思うからやる』というのを基本でやってきた」

 「自分が考えていることを表現する場所がないことが一番辛かった」

 と自身の”駆け出し”の頃を述べている。

 対談相手の社会経済学者:松原隆一郎

 「これまでの日本企業は

 収入はそこそこでも、従業員にやりがいのある仕事を与えて表現意欲をかき立てる仕組みを作ってきたが

 いまはそれも崩壊している。

 しかし今の若者たちも

 自己実現ができて自分を認めてくれるならば、ある程度まではお金がなくてもかまわないと思っている」

 と言う。

 昨今・WCEにかけてサービス残業の功罪が問われているが

 その根底には

 「仕事の中に喜びを見出す」

 「自己実現(自分の能力や可能性を発見し・実現すること)を達成することの生きがい」

 が人生にとって如何に重要であるかの問題がある。

 今の若者たちに

 「生きがいを与える」

 ことがこれからの日本社会の課題であることを物語っている。

 

 

 ところが一転して時田記者は

 「しかし、現実は既に一歩先を行っているのかもしれない。

 『自己実現のためには低賃金も厭わない』という若者は

 たしかにいるが

 今の社会には、彼らを食い物にし、収奪する仕組みがある」

 として

 教育社会学者の本田由紀 「<やりがい>の搾取」(世界)

 を挙げている。

 この中で本田は

 「『自己実現系ワーカホリック(仕事中毒)』、すなわち『仕事=自己実現』と思い定めるあまり、働きすぎてしまう人たちが今日増えつつある。

 問題となるのは

 『サークル的・カルト的』なノリで高揚感を演出し・結果的に『働きすぎ』をもたらす企業の存在だ。

 例えば

 代表取締役を『師範』

 店舗を『道場』

 採用を『入門』

 と呼ぶような

 居酒屋チェーン

 である」

 と言っている。

 

 また時田記者は

 作家の斎藤貴男の「カルト資本主義」(1997年・刊)

 の例を引いて

 「ある種の『洗脳』によって労働者を動員していく一部企業のありようを批判している」

 という斎藤の言葉を引用している。

 

 反論する!

 その前に”ワン・クリック”していただけるとありがたい(笑)。

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 やれやれ・・・

 読売新聞にも朝日新聞と同じ左翼記者がいたとは前から知ってはいたが、この記事はかなり不公平であろう!

 第一

 洗脳とは

 左翼・共産主義が始めたことである。

 これを忘れては困る。

 自分がやったこと・今もやっていることを他人がやったからと言って怒るのはお門違いであろう!

 1935年ごろに始まった旧ソ連での「スタハーノフ運動」を始めとして”金ぴかの勲章をいっぱいブラ下げている”北朝鮮の軍人たちを何と言うのであろうか?

 あれが洗脳でなくて何が洗脳なのだ!

 そもそも

 実現不可能なユートピア(共産主義)

 で若者たちを洗脳し・暴力革命に駆り立て

 1億人以上の犠牲者を虐殺せしめた過去を反省してほしいものだ。

 入門?道場?師匠?

 そんな程度は

 ええじゃないか?

 飲むも・飲まぬも

 自己責任である。 

 

 たしかに

 CM:commercial message 宣伝広告

 の観念はマルクス主義経済学にはない。

 中国でも企業広告が登場したのは最近のことである。

 しかし

 洗脳は昔からあった。

 左翼・マルクス主義は洗脳の本家本元である。

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 それに

 仕事自己実現=洗脳=

 なら

 仕事=苦行

 になってしまう!

 のではないか?

 たしかに

 マルクス主義には

 「仕事は苦行である」

 という考え方があるようだが

 それで良いのか?

 それで社会は成り立つのか?

 たしかに

 旧ソ連では「労働の中に自己実現を達成すること」や「自分の欲望を表現すること」は禁じられた。

 その結果

 一切れのパンを買うために

 4・5時間も行列をしなければならなかったのである。

 しかも

 お客が「ありがとう」とお礼を言い・店員はフンゾリ返っていた。

 労働者天国であり・消費者は軽視されたからだ。

 こんな社会が潰れるのは当然である!

 結局

 資本主義国より1つも優秀な製品を造ることができなくて

 社会主義はアッサリ崩壊した。

 労働は苦行なら

 皆「労働を厭う・怠けるようになる」

 からだ。

 

 資本主義が

 「労働を通じて自己実現に至る動機付け( motivation 誘因)」

 を提供できるのが素晴らしさであり・社会主義に勝利した源なのである。

 人間が生きることに意味を与えたのである。

 もちろん

 「行き過ぎ」は反省しなければならない。

 何事も

 「足るを知る」

 ことが大事だからだ。

 

 昨日22日の朝日新聞にもおかしな記事が載っていた。

 あんまりクダラナイのでスクラップしておかなかったが

 「憲法9条は

 矛盾しているから

 素晴らしい!」

 という高橋何某のコメント記事である。

 「アメリカには『9条があるから自衛隊は出せない!』と言えるし

 中国には『日本は9条平和主義だ』と言えるから・・・」

 という趣旨であったが

 バカも休み・休み言え!

 「矛盾が素晴らしい!」

 なら

 「非核三原則があっても核兵器保有が可能!」

 になり

 「平和憲法下でも戦争が可能!」

 になる。

 それで良いのか?

 何が何でも「押し付け憲法を守りたい」のであろうが

 トンデモ理論まで採用してしまうと

 ”その応用が更にトンデモないこと

 になってしまう!

 小さなことを最大限に膨らます

 誇大妄想狂

 被害妄想狂

 三輪耀山さん

 だけにして欲しい!(笑)

 (三輪ちゃん・ほんとのこと言ってゴメンね!笑)

 

 まぁ、左翼は

 「中国のチベット人虐殺に関心がない人権主義」

 「台湾を排除する世界市民主義」

 なのだから

 「矛盾の本家本元

 であり

 無責任で幼稚なガリガリ亡者

 なのだから仕方がないが・・・

 

 では

 居酒屋で騒ぐ方奥さん恋人と2人で飲む方もクリックを!

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コメント

 ろろ・さま。
 承知しました。
 「こうすればやる気マンマン・労働政策」
 出来るだけ早くエントリーいたします。

 私が言いたいのは
 教える技術も大事だということです。
 私の付き合っている女性は
 スキーのボーゲンからパラレルに移行させようとしても怖がって出来ません。
 いくら教えてもダメです(笑)。
 私の教え方が悪いのでしょう。

 ろろ・さまのこともあって
 近くの塾を覗いてきました。
 すごいですネ!
 都心のオフィスみたいに仕切りの中で個人指導が出来るようになっているんですね。
 教える塾の先生も技術の習得だけで大変だなと思いました。

投稿: 柳生すばる | 2007年2月28日 (水) 12:47

>数学なり日本史なり、それに関連した方面に
>新たな分野を開拓されたらいかがでしょうか?
>独立する手もあるのではないでしょうか?

  残念ながら、数学は教えていませんし、日本史は高校受験のことまでしか知りません(笑)。少子化して、沈没することが目に見えている業界ですし、ニッチを狙うにしても、自分はドロップアウトした子や不登校の子の面倒を見られるほど優しくはありません。要するに、たいした能力がないんです。
  
  リクエストですが、今度はすばる流の「こうすればやる気マンマン!労働政策」みたいなのを書いて下さいませんでしょうか。そうしないと、このエントリが片手落ちになってしまうような気がするのです。
  私がそういうのを書くと、どうしても夢や希望を吹聴する無責任な大人を攻撃してばかりで、読んだ人が元気になるような作品にならないもので・・・やっぱり、資格試験で挫折したというのは響いていますね。
  

投稿: ろろ | 2007年2月27日 (火) 01:56

ろろ・さま。
 私は社会人になったばかりの最初の2・3年を除いて
 今まで働くことが苦行だと思ったことはありません。
 ゼリー売りでスーパーを回っていたとき
 1日の売り上げが4・5万円が続いたときは、それだけで毎日が楽しかったです。
 実は私は鎌倉彫りのような技術を持っていて、もっと年を取ったら木彫り教室などを開くことも考えています。
 塾の講師も立派な職業です。教える技術は多方面に応用が出来ると思います。
 ろろ・さまも
 数学なり日本史なり、それに関連した方面に新たな分野を開拓されたらいかがでしょうか?
 独立する手もあるのではないでしょうか?

投稿: 柳生すばる | 2007年2月26日 (月) 17:19

  すみません。今回の記事と貴君のコメントは完全に私の立場と完全に異なるので、ここで声を上げさせていただきます。

>好きな仕事(自己実現が出来る)ですから
>後悔はしておりません。

  ここには大きな問題点があります。

  支持基盤のしっかりしている安倍氏を支持するしかないことと同様に、「現実的」に考えて、今の日本の社会で好きな仕事に就ける人はどのくらいいるのでしょうか。私は、5%もいないと思います。
  自己実現が満足に行くような仕事は限られており、それを行うには才能や境遇に恵まれなければいけないはずです。それにも関わらず、自己実現は仕事を通じておこなうものだという定義をすれば、ほとんどの人は当てはまらなくなります。そして、結果的に「やりたくない仕事はやらなくていい」ということにつながるのではありませんか。結論から言えば、夢や理想を煽っている日教組の教員と同じように、現実社会に対する失望と勤勉さの低下を招いてしまうのです。
  私は今の仕事は面白くやっていますが、それでも本当にやりたかったこととは違います。それに、雇用の安定性という意味でも大いに不満です(50才で自動的にクビ)。
  だからといって、自己実現のために職を変えなくてはいけないとは考えていません。
自分の能力やコネから判断すれば、やめても自分が望む仕事に就けないのは明らかだからです。それゆえ、今の仕事をやりながら、少しずつ自分のできることの幅を広げていくしかないと思っているわけです。
  私のことを根性無しと罵りたければ、それでも構いません。しかし、そういう根性無しだから、仕方なく自己実現ではない仕事をやらざるをえない人の気持ちはわかるつもりです。
  どのみち貴君が労働を通じた自己実現を肯定されるというのなら、「選んだ仕事を好きになるにはどのような努力や施策が必要か」という点について論を展開されればよかったと思います。それぬきに主張をされている点は、大いに違和感があります。


投稿: ろろ | 2007年2月25日 (日) 20:01

耕さま。
 これは私の仮説の質問です。
 現実の討論では当然出てくるものです。
 そこまで考えないのは学問にはなりません。

 三輪さま。
 私は今までずっと仕事が苦行だとは思ったことはありません。
 今は会社を辞めて自営業で生活していますが、たしかに往時の半分以下の収入になりました。
 しかし
 好きな仕事(自己実現が出来る)ですから後悔はしておりません。
 貧乏ですが
 楽しい毎日です。

投稿: 柳生すばる | 2007年2月24日 (土) 18:55

>仕事=自己実現=洗脳=悪

ん? こんなこと読売の記者方は言っているのでしょうか? 私がこの要約を読む限りそう書いてあるようには到底見えないのですが…。
彼らが言いたいことは「労働が自己実現となる(終身雇用)仕組みはすでに崩壊しているから、労働者に生きがいを与えることが今後の課題となる。しかしその一方で一部経営者が『自己実現』を逆手に取り従業員を不当に働かせる道具としている。これからはそれが新たな問題となるだろう」というものではないですか? そして私はこの議論に賛成します。
よって今回の記事に対しての私の見解としては
「『仕事=自己実現=洗脳=悪』という単純な図式はこの記事の要約に当てはまらない」ですかね。

投稿: | 2007年2月24日 (土) 00:00

労働が自己実現の方法たりえるのは、正常な労使関係の世界のみ。
アメリカでは働いても生活保護以下の生活しかできないワーキングプアが社会問題になっている。

日本も実は同様。
よって、現在の日米の悪政下では、労働では自己実現はできないと言うのが正解。

それと、君はまだまだ若いから良いけど、後何回転職して、何回良い給料の仕事にありつけるかね?
少し考えて見なさい。

投稿: 三輪耀山 | 2007年2月23日 (金) 20:48

柳生さま、こんにちは。
労働を通しての自己実現、すばらしいことですよ。特に日本人の場合は、技術面でそれが発揮されてますね。
しかるに、最近はそうでない状況も出てきており、日本人の勤勉さが失われようとしており、嘆かわしいことです。
エントリの後半では・・・また三輪氏叩いちゃってますね(笑)なんか、「政治ランキング」ブログの風物詩になっているような・・・。
確かにあの人は安倍政権叩きすぎているような気がしないわけではありませんが、統一教会云々の前に、アメリカ、中共、韓国に対しての弱腰外交というか、無策が気になりますね。そういう視点でみると、安倍政権も批判を免れませんね。八方美人になりすぎて、日本国民みんなの敵である北朝鮮しか叩けないというのはいただけないですね。
まあ、私は新風支持者なので、新風に期待しますけど。
三輪氏には、「新風に貴殿の経済政策を提言してはどうですか」とか「いっそのこと新党立ち上げられてはどうですか」と、提案しております。

投稿: ナルト | 2007年2月23日 (金) 16:52

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