« 判決も歴史も金で買う米中社会の病理 | トップページ | 愛国:石原vs.売国:浅野・吉田 »

2007年3月16日 (金)

ベニスの商人:現代版・慰安婦シャイロック説

 米下院の慰安婦問題・日本非難決議案は来月に持ち越されるという話も出てきたが、どうにも納得がいかない。

 いやいや・・・

 「アメリカの裏切り」

 ということは

 さすがの親米保守の産経新聞も

 3月15日 【主張】米国の”裏切り”を憂う

 という社説を掲げているから承知の上だ。

 

 昨夜・寝ているうちに

 「あっ、これだ!」

 と、合点がいった。

 シェイクスピアの「ベニスの商人」である!

 

 ご存知のように

 「ベニスの商人」は1597年にイギリスの文豪:シェイクスピアが初演した演劇である。

 これが今回の対日非難決議案にソックリなのである!

 簡単にストーリーを紹介しよう。

 

 ベニスの商人:アントーニオは

 美人で金持ちの相続人:ポーシャと結婚する友達のバッサーニオに大金を貸すことになる。

 ところがアントーニオは

 積荷を満載してベニスに向かっているはずの3隻の持ち船がまだ到着していないために手持ちが無い。

 そこでやむなく

 強欲と評判の悪いユダヤ人の金貸し:シャイロック

 から借金をすることになる。

 以前からアントーニオを怨んでいたシャイロックは

 契約書に

 「期日までに返済できなければ

 胸の肉1ポンドをもって弁済する」

 との条項を書き入れる。

 不幸なことに

 やがて

 アントーニオの持ち船が3隻とも難破した知らせが到着する。

 期日が過ぎ

 裁判所に呼び出されたアントーニオは

 シャイロックから

 「借金の返済を!さもなくば胸の肉1ポンド切り取らせてもらう!」

 と迫られる!

 ポーシャと結婚したバッサーニオは慌てて裁判所に駆けつけ、親友の代わりに借金の返済を申し出るが、アントーニオを殺すことが目的のシャイロックは受け付けない。あくまで契約書の通り・肉1ポンド切り取ることの履行を求める。

 しかし

 裁判官に扮したバッサーニオの妻となった:ポーシャは

 「契約は契約である。

 シャイロックはアントーニオの胸の肉1ポンドを切り取っても良い」

 との判決を下す。

 積年の恨みを晴らせる喜びで、勇んで鋭いナイフをアントーニオの胸に突き立てようとするシャイロックに裁判官:ポーシャは言い放つ!

 「確実に1ポンドだけ切り取れ!

 ただし

 血を1滴も流してはならぬ!

 契約書には血で購(あがな)うとは書いては居らぬからだ

 血を流すことによってアントーニオが死亡すれば、お前は殺人犯として死刑に処する!

 驚いたシャイロックが金を受け取ることを申し出るが

 「バッサーニオが返金を申し出たときには断ったではないか!

 もはや、その権利は無い!」

 と、にべも無い。

 さらにシャイロックは

 「お前は契約書を盾にしてアントーニオを殺そうとした!

 殺人未遂である。

 よってお前の財産の半分は国家に没収する。

 後の半分はキリスト教徒と結婚してお前に勘当された娘に与えるものとする」

 あわれ強欲なシャイロックは

 財産の全てを失いスゴスゴと去って行く。

 娘の世話になるためには彼もまたキリスト教徒に改宗しなければならないからである。

 アントーニオのところには

 難破したと言われていた3隻の船が奇跡的に港に到着した知らせが届く。

 めでたし・めでたし・・・        「ベニスの商人」終わり

にほんブログ村 政治ブログへ

 

 これを 

 現在アメリカ下院で審議中の

 慰安婦問題・対日非難決議案

 に当てはめて判決を下してみよう。

 「原告:北朝鮮!

 旧日本軍が朝鮮人慰安婦を強制連行し・苦痛を与えたことと

 北朝鮮情報機関が日本人を拉致したことの

 相殺することを認める。

 ただし

 朝鮮人慰安婦は既に終戦とともに

 故郷に無事帰還している。

 よって

 その強制連行への謝罪を求めるなら

 日本人拉致被害者

 17人全員を

 無事に1人も欠けることなく・1滴も血を流すことなく些かも危害を加えることなく

 返還することを命ずる

 1人でも返還できないなら

 1滴でも血が流されたなら 

 少しでも危害が加えられたなら

 日本への謝罪や支援を要求することはできない! 」

 

 日本政府の(慰安婦強制連行の)謝罪は待つべきである。 

 謝罪するとしても

 拉致被害者17人の全員帰還の後に謝罪すべきである!

 今回のアメリカの理屈ほど奇妙なものはない。

 「60年以上前に日本政府は朝鮮人慰安婦を強制連行したのだから

 今回・日本人が北朝鮮の情報機関に拉致されたからと言って

 6者協議の合意である北朝鮮支援を拒むことはできない」

 というのは屁理屈である。

 ちょうど

 「60年前に犯罪を犯した者は

 現在・同じ犯罪の被害者になっても、救済されない」

 ということになるからだ。

 ビルから落ちる子供が

 昔・犯罪を犯した親の子供の場合は助けないのか!?

 救急隊員は・・・

 しかも60年前は「公娼制度は合法」だったのである。

 不遡及の原則

 を無視している。

 アメリカは法治国家ではないのか?

 

 とにかく

 高利貸し:シャイロックよろしく

 北朝鮮は

 「60年前に日本は強制連行したのだから、拉致被害を訴える資格はない!」

 と言っているのだ。

 アメリカ下院も同調しようとしている。

 シャイ・・・

 そうだね?

 アメリカ社会には

 ユダヤ人銀行家(高利貸し)

 も結構・居たのだね?

 納得!

 

 しかし

 シェイクスピアの「ベニスの商人」の言わんとするところは

 「過去の過失を理由に

 現在の犯罪を見逃してはいけない!」

 ということではなかったのか?

 強制か?否か?はとにかく

 慰安婦の皆さんは無事故郷に帰っているのに

 日本人拉致被害者は今も地獄の強制収容所で泣いているのである!

 これを今すぐ救わずして

 アメリカよ!

 お前は世界の裁判官なのか?

 ダブル・スタンダードだ!

 恥を知れ!

 

 もう1つ

 「ゆで卵を盗んだ男が

 10年後・悔い改めて返したが

 盗まれた主人は

 ”盗まれたゆで卵が孵り・倍々に増えたと計算したら大変な量になる”

 から1個の返還ではダメだという話」

 結局は

 「ゆで卵が孵ってヒヨコが生まれるわけがないじゃないか!」

 とこちらも同じく

 ”昔を蒸し返すのは常識外”

 ということになるのだが・・・

 これが

 イソップ寓話なのか?

 日本昔噺なのか?

 わからなくなってしまった(笑)!

 いつか思い出したところで

 悪の枢軸:アメリカ・韓国・北朝鮮

 をこっぴどく叩くことにする。

 お楽しみに・・・

 とにかく

 「判決!

 主文。

 誘拐の首魁(しゅかい・張本人):キムジョンイルは

 獄門の上・さらし首!

 共犯:ジョージ・ウォーカー・ブッシュ・無人島の藪の中に遠島(島流し)申し付けるものなり!

 なお、ローラ夫人の同伴は許す。

 ”ロ~ラ”!♪」

 本日は

 「これにて、1件落着!」

 (あれ? こりゃ遠山の金さんだっけ?)

 

 では

 米韓北ウソップ(嘘っぷ)はやめろと思う方はクリック

 人気ブログ・ランキングヘ!

 【お知らせ】

 維新政党:新風・東京:街宣

 集合:JR新宿駅東口駅前

 日時:3月18日(日曜) 午前10時00分~

 新宿~渋谷駅前(11時ころ?)~有楽町マリオン前(3時ころ?)

 講師:新風東京選挙区候補者・鈴木信行氏

 の予定です。

 よろしくお願いいたします。

 【拉致被害者パネル展】

 名古屋金山駅南口付近・イベント広場

 4月20~4月22日 9:00~18:00

|

« 判決も歴史も金で買う米中社会の病理 | トップページ | 愛国:石原vs.売国:浅野・吉田 »

ニュース」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

柳生さま、こんばんは。
シャイロックですか・・・なんかSWCと重なってブラックな感じがします。
シオニスト組織はちょっと冗談ではない力を持っています。日本のマスコミ界にもちょっかい出してきますし、彼らは自らの正義を押し通すためには、その過程で多くの人々が不幸になることも厭わない、危険な人々です。
アメリカも自分たちのことしか考えておりません。年次改革要望書などがいい例です。
軍事的に彼らに頼っている日本の現状から、早く抜け出して、容米保守から独立保守へと脱皮しなくてはなりません!

投稿: ナルト | 2007年3月17日 (土) 00:38

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/184265/14281997

この記事へのトラックバック一覧です: ベニスの商人:現代版・慰安婦シャイロック説:

» 北朝鮮への金融制裁解除を容認 [イプサム]
お昼のニュースを見て驚いたのだが、これって容認では 無いと思うのだが... 読売新聞より以下引用 米、北朝鮮への金融制裁解除を事実上容認  【ワシントン=五十嵐文】米財務省は14日午後(日本時間15日未明)、米国の金融制裁で北朝鮮関連口座が凍結されているマカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」に関する最終的な調査結果を発表した。  これによると、BDAに対し、資金洗浄などの違法行為を容認していたとして、米金融機関との取引禁止を正式決定する一方、総額2500万ドル(約29...... [続きを読む]

受信: 2007年3月16日 (金) 23:34

» 慰安婦問題について「済みません」の国日本 [無党派日本人の本音]
<<米国での慰安婦問題>>米国で慰安婦問題を多くのメディアが取り上げていることは、多くのブロクで書かれている。そして、これに対する安倍さんの発言が火に油を注いだ状況になっているそうだ。これでは、横田さん達などの努力で、米国への拉致問題解決協力への努力も水の泡になりかねないどころか、日本の同問題解決が北朝鮮との、国交正常化への最優先の政策さへ批判が起こって来そうなことになりかねない。読売新聞の社説はその原因と対策として、、河野談話を発表... [続きを読む]

受信: 2007年3月17日 (土) 06:39

» 古森記者のホンダ狙撃スクープ…浮かぶ在米工作機関 [東アジア黙示録  ]
産経・古森記者がホンダ議員を狙って実りある銃弾を放った。在米中共工作機関とのカネの繋がりを暴露。慰安婦決議案の背後に潜む暗黒の情報戦に我が国が勝つ秘策はあるのか。 [続きを読む]

受信: 2007年3月18日 (日) 21:04

« 判決も歴史も金で買う米中社会の病理 | トップページ | 愛国:石原vs.売国:浅野・吉田 »