景気回復!小売業は立地がすべて
拙者は15・6年前まで祭事屋(さいじや)という職業でゼリー販売をやっていた。
手っ取り早く言えば
寅さんのような商売
である。
ワゴン車に商売道具一式を積み込み・各地のスーパーに行って店を広げて・試食を出し1袋1000円~500円のゼリーの袋を売る。
香具師(やし・テキ屋)と同じである。現代的にスマートになっただけだ。
本物のテキ屋も居た(笑)。
では
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そのころは
今の西東京市に住んでいて
千葉・埼玉・神奈川などにも出かけて販売していた。
独立採算制だから本締めの会社からゼリーを仕入れて・指定されたスーパーに出かけて4・5日販売する。
たいていは往復4時間近くかかるので夜はワゴン車の中で寝てしまう。風呂などには当然その間は入れない。
問題は収入である(笑)。
売り上げの4割が販売員の利益になるが
新人の販売員に高い売り上げが見込めるスーパーに派遣されるわけがない。
商品・備品などの用意で約40万円の借金を背負って始めるから、最初は会社も売れるスーパーに派遣してくれる(1ヶ月程度で返済完了)が
その後は当然・売り上げがガタ落ちである(笑)。
平均すると月収10万程度か?
車のガソリン代も自分持ちだから最低・1日の売り上げが5万円はないと生活が成り立たない!
1日の売り上げの最高が千葉の西友(どこの市かは忘れた?)の12万円で
最低が神奈川のやはり西友で6,000円ぐらいであったと思う。
本当はイト-ヨーカド-が1番売れるのである!
ただし
先輩たちがガッチリ握っていて新人には回してくれないから拙者はイトーヨーカドーで商売したことがない。
しかし普通に買い物に行ってもイトーヨーカドーはどこの店舗でも売れているのは分かる。
反対に西友はまるっきりダメである(笑)。
何市であったか・忘れたが
神奈川県の西友であまりにお客さんが来ないのでそこの店員に聞いてみた。
「このお店の1日の来客数はどのぐらいですか?」
店員は憂鬱そうに答えてくれた。
「900人ぐらいのときもありますよ」
え~っ!?
そんなにお客さんが来ないのでは如何に天下の西友とて左前になるのは当たり前である。
このスーパーには周りに4つも5つも駐車場があり・少なくとも200台は収容力があるからだ。
この祭事屋で拙者が商売してみてハッキリと分かったことは次のことである。
小売業は立地条件がすべて!
お客さんが来ない場所でいくら努力しても売り上げは伸びない!
ということだ。
イトーヨーカドーの景気が良いのは立地条件を厳しく精査して進出しているからだ。
西友が左前になったのは立地の審査を甘くしてとにかく店舗数を増やすことに専念したからである。
拙者も現在は自宅で自営業をしているから、読者の方には行動的に見えないかも知れないが
一旦・外に出ればかなり積極的・社交的になる(笑)。
ゼリーの販売をしていたときも
子供の前で踊りを踊ったり・唄を歌ったり・商品の飾りつけにも工夫したものである。
助手を頼んだ友人にもアキレられたことがある(笑)。
しかし
如何に販売員が努力してもお客さんが少ない店では売れない!
小売業の目的は何よりも売り上げを伸ばすことにある。
しかしそれは
個々の従業員の努力では伸びない。
立地を決定する
エグゼクティブ:企業の上級管理職 Executive
の能力如何である。
ゆえに
彼らが高い給料を貰うのは当然なのである。
彼らの判断如何が売り上げを決定するからである。
山手線のターミナル駅などに文明堂とかコージーコーナーなどの出店がある。
あれは1日に40~50万円の売り上げがある。
テナント料も高いが素人商売ではなかなか食い込めない。
駅を降りて目の前の商店は売れるが
そのすぐ裏通りは売れない。吹き溜まりのようになってしまうのだ。
人の流れを考えて立地を定めなければ売り上げは伸びないのである。
ドンキホーテが火事を起こして非難されたが
商品を山のように積み上げてお客を圧倒するのは陳列の常識である。
スーパーなどの新規開店があるが
あれはたいてい1日で1億円ぐらいの売り上げがある。
(強盗のご商売の方はどうぞ!こんなこと言ってはいけないね!冗談・冗談・・・笑)
最近・ロヂャースに行ってもあまり安くない!
他の競争相手も努力しだしたのである。
2・3日前にロヂャースに行ったらスイカが1350円もしていた!家の近くの八百屋さんなら1150円で買える(何だかヌカミソ臭い話だね・・・笑)。
とかく商売は難しい・・・
今年10月からいよいよ
郵政民営化が開始される!
(僻地に飛ばされた三輪局員!覚悟は良いかね?笑)
300兆円の余剰資金が市場に流入するのだ!
これは史上空前の規模である!
イラン(イラクではないよ!)戦争の特需・円高ドル安・高速道路のメンテナンスなどの内需拡大・東南アジアのインフラ整備・・・これらの要因で今年後半から日本は
空前のバブル景気に突入する!
(いけ!いけ!どんどん!)
日本経済の牽引車:ゼネコンも復活する!
構造改革の成果がやっと上がってきたのだ!
「構造改革・規制緩和の成果がなかなか現れない・・・」
などと言う方々よ!
「ニューディール政策」(F:ルーズベルトが取った景気刺激政策。1933年開始)
の結果が現れてアメリカの景気が回復し出したのは戦争が始まってからであり・国民がその成果を享受したのは戦後になってやっとのことなのである。10年以上かかったのだ。経済にはタイムラグが必ずある。
騒ぐことはない。
と言うではないか?
北京オリンピック以前に中国バブルははじけ・上海万博以後の中国は大混乱になるだろう。
アメリカも住宅バブルの崩壊以来の景気減速をイラン戦争で回復しようと製造業にシフトを移したが
製造業なら日本のお家芸である!
これからは
アメリカ市場が日本の市場を追いかけて動くようになるだろう。
日は又昇る!
太陽の帝国(日本)の復活である!
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コメント
ナルトさま。
ナルトさんは本職だったのですか?失礼いたしました(笑)。
「会員制クラブ」には驚きますね!
練馬区・大泉にもありましたし現在住んでいる市にもあります。
販売のときは行列を作っていますよ。主婦達が・・・笑
あっという間に売り切れて普段は従業員がダンボール箱などを片付けているだけです。
健康食品らしいですが
何だかカルトみたいで恐くて声をかけられません!(笑)
地球市民さま。
いいえ・期待などしておりませんよ。
戦争が起こると経済が活発になるというだけのことです。
ななしの経営者さま。
これからは建設株や鉄鋼株を中心に値上がりするでしょう。
左翼は個人的な感情論で日本経済をミスリードするだけです。
世界の動きに合わせて行動しないと儲かりませんからね。
はてな・さま。
今回は個人が儲かる店を出すときにはどうすれば良いか?
の観点で書きました。
融資先は世界中にいくらでもありますよ(笑)。
戦争特需もTVAも
景気刺激策(ケインズ経済学からの)という意味では同じです。
耕さま。
外国の銀行が海外で稼いでも
利息を受け取るのは日本人です(笑)。
投稿: 柳生すばる | 2007年6月27日 (水) 17:22
300兆が外国に流れてオシマイではないですか?
なにせアメリカの年次改革要望の中に郵政民営化があるんですからね。
投稿: 耕 | 2007年6月27日 (水) 12:10
>景気回復!小売業は立地がすべて
について少し・・・
景気というのは、個別の小売企業の売り上げの増減ではなく、
小売業界全体の売り上げの増減だと思いますが・・
>300兆円の余剰資金が市場に流入するのだ!
これは民間の銀行ですでに金余りの状態で、郵便貯金300兆円が流入しても、
事業に融資されるところか貸出先が見つからず、これまで通り国債や外債、株式で
運用されるだけで、活性化にはつながらないように思います。
>「ニューディール政策」の結果が現れてアメリカの景気が回復し出したのは戦争が始まってからであり・
国民がその成果を享受したのは戦後になってやっとのことなのである。
アメリカの景気が回復したのは、戦争特需自体でしょ?
ニューディール政策 ウィキペディアWikipedia
1930年代中ごろには回復の兆しが現れたが、いち早く均衡財政へ回帰しようとする動きから、政策後退が起きたために
1930年代後半には危機的な状況へ陥った。以後、本格的な景気の回復は第二次世界大戦による軍需の増加を待たねばならなかった。
実際、1941年の第二次世界大戦参戦以降は軍需の増大によってアメリカ経済は回復した。このため、
ニューディール政策が成功したのかどうかについては賛否両論が有る。
近年では太平洋戦争が無くても成功したのではないかという意見と、最初から太平洋戦争の開戦が無ければ成功しえない政策で
あったという意見が対立し、議論の対象になっている。が、さらにはニューディール政策の失敗は、アメリカを軍事大国へと
押し上げると同時に、軍国主義国家にもしてしまったと言われることもある。
投稿: はてな | 2007年6月27日 (水) 06:59
さすがというか私もこれから日本が景気を回復すると睨んでいます。当然自分が信ずる企業に財産の三分の一を投資しました。当然長期投資です。
柳生氏のような賢明な方がもっと多くならなければ日本はだめになる。左翼的な人間の意見を聞いているとピントがずれすぎてて日本をあさっての方向に導きますね。
投稿: ななしの経営者 | 2007年6月26日 (火) 22:45
イラン戦争を期待しているのですか?
投稿: 地球市民 | 2007年6月26日 (火) 20:42
柳生さま、こんばんは。
「小売業は立地がすべて」・・・これはかなり普遍的ですね。
街における人々の動線上に店がないとダメですね。
私は本業の延長で店舗コンサルティングなどもやっておりますが、ほぼ例外はないですね。
ただ、私も対象にしているのは「特殊性の高い小規模路面店」なので、リサーチ中に立地条件の悪い「繁盛店」を見つけることもあります。さしずめ「会員制クラブ」的な状況になっており、固定客と口コミだけで全国から人が来るという店も、ないことはないですね。
立地条件が良くても売れていない店にどれも共通しているのは、「経営者にやる気がない」点ですね。
経営者にやる気もあって、立地も良いけど、店もまあまあの雰囲気なのに売れない・・・こういう店が私の得意なところですが、今の日本も似たようなところを感じます。
空前のバブル・・・来てほしいものです。
投稿: ナルト | 2007年6月26日 (火) 19:24