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2008年8月27日 (水)

維新政党:新風と格差是正

 経済格差が拡大している。

 この端緒は・86年から施行された男女雇用機会均等法であろうと拙者は思う。

 同法は

 「同一労働である限り・男女の賃金差を無くす」

 という趣旨だが・これは

 「人間の欲望に性差は無い」ということであり

 「社会は同質的な個体ばかりで形成されるべきである」

 というイデオロギーを含んでいる。

 しかし・これは

 「労働者が規格化・標準化される」ことであり

 「同一の労働をしてくれれば誰でも良い女性であろうと・外国人であろうと・・・」

 ということになる。

 かくして同法が施行された結果

 男性労働者の賃金が下がり(女性が社会進出して労働人口が過剰になったから)

 日本人の仕事が中国などへ流出してしまい(外国の方が賃金が安いから)

 日本人全体の賃金も低下の一途を辿っているのである。

 当然の帰結である!

 なぜなら

 労働者と消費者が男女の差別無く規格化されれば

 ”マーケット・サイズは2倍”になるが

 原理的には”賃金は半分”となるからだ。

 これ・経済の常識である!

 

 だが・この同法のイデオロギーは生物学的・動物学的には

 非常に不自然なことなのだ!

 生物の最大の目的は「生き残ること」だが

 そうするには

 ”欲望が同一対象に集中”してはならないのであり

 資源や食べものは別々にすべきなのである

 たとえば

 夜行性と昼行性とでは同じ空間でも生活の仕方が違うし

 肉食動物と草食動物では食べるものが違う。

 トカゲは

 枯葉の音にはビクつくが・銃声には無関心だ。

 いわゆる

 棲み分けである。 

 

 だから

 格差社会・新自由主義などを是正しようと思ったら

 「金銭第一主義ではない理論(生き方)」を提出しなければならない!

 「(経済)格差を是正するために金を寄こせ!」

 と言ったのでは格差社会の原理に迎合するものであり

 金の亡者と変らない。

 いつまでたっても格差社会から脱出できない。

 

 「君の替わりはいくらでも居るんだよ?」

 と言われないためには

 生き方も嗜好も技術も結婚観も”金にこだわらない”流儀を会得する必要がある。

 ”本当の金持ち”とは

 「金のことで心を煩わされない人間」のことであり

 「金が無いから不幸だ」とは絶対に考えない人間であるのだから。

 唯一・共通する能力があるとすれば

 「コミュニケーション能力」(誰とでも仲良くできる能力)

 であろう。

 それは「成功する秘訣・金持ちになる方法」とは

 他人に聞かなければ分からないからである。

 この世界はジャングルのようなものであり・明日も今日の如く平和が続くとは限らない!常に変化して流動的である。

 昨日まで有効であった方法では生き延びられないこともある。

 そのためには「他者からの支援」が是非ともに必要となる。

 それを得るためには

 ”礼儀正しく・上品に”他人に接する術を身につけなければならない。

 ここまで言えば

 皆さんにも「人生で1番大事なのはコミュニケーション能力」ということが良くお分かりいただけたと思う。

 

 維新政党:新風

 「経済対策が足りない」とよく言われる。

 しかし・上記のように

 「金さえあれば良い!」「補助金を出せば解決する」

 というものではない。

 外交や日本の文化・皇室を守ることなど

 ・・・さまざまな問題を総合して解決しなければ、本当の解決・日本経済が上向くようにはならない。

 むしろ

 「日本が戦後60年、平和が続いたがゆえに

 かえって本来のあらゆる生物が持っているところの

 危険に対する緊張感脆弱になっている!

 と言えるのではないだろうか?

 むしろ・このことこそが

 景気回復を妨げているのではなかろうか?

 いえ!これは拙者が言っているのではない!

 むしろリベラルな立場の内田樹氏が

 こんな日本でよかったね・構造主義的日本論」(basilico)の182p

 で言っていることである。

 氏は続けて言う。

 「緊張感の欠如がもたらす脆弱さの端的な徴候は”視野狭窄”である。

 言い方を換えれば”未知なるものに対する想像力”の欠如である」

 と言っている。

 「パニックに際会したときに生き延びることができない

 からである。

 そのためには

 Decency 上品さ・礼儀作法 が必要だと言っているのだ。

 ”他者からの支援”を取り付ける能力として・・・

 

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コメント

十二社池の下さん
 いやぁ・・・
 「お笑いblog」と言ってくれるのが1番嬉しいのですよ!coldsweats01
 
ななしの経営者・さん
 私が長年働いてきた印刷関係は気難しい職人が多いです。
 でも一旦懐に飛び込んでしまえば・苦労人ですから学ぶところも多いです。
 「朝木議員を拉致して朝木議員の家に行きそこから矢野議員に電話」というのはあり得ないでしょう。
 オウムの坂本弁護士のこともありますから・同じことは危険過ぎてやらないでしょう。
 
江戸屋さん
 ありがとうございます。
 しかし生物学的視点は・なかなか論壇やマスコミには取り上げられないのが困りますね。
 本能的な行動には人間も動物もないはずですから・・・

投稿: 柳生昴 | 2008年8月28日 (木) 17:58

柳生さんは、生物学的な視点で社会を分析なさっておられますね。(私も竹内久美子さんの本は大好きです)
人間の社会も体あってのものですから、本来そうでなくちゃならないと思います。
人間の欲望は、無意識に体が欲したものを無意識に脳が受け取り、体に指示を与えているのでしょうから、経済学や社会学を学ぶ学生さんには、もっと体を意識した学問、生物学も一緒に学んでいただけるといいですね。

投稿: 江戸屋 | 2008年8月28日 (木) 12:12

すいませんが話は変わりますが例の草加学会の朝木議員の死亡事件でわからないのが三人組が朝木議員を拉致して朝木議員の家に行きそこから矢野議員に電話をしたということですがこれは拉致した人間からすればかなりのリスクになるのではないですかね。家にいれば誰かに見つかる可能性があるし朝木議員の家に行く必然性が感じられない。三人組の話を聞くにしても朝木さんの家に行く必要もないわけだからここら辺が引っかかるんですよね。確かに家から矢野議員に連絡させることができれば自殺偽装には最適なのですが人に目撃されるリスクが大きすぎるようにおもうんですよね。柳生氏はどう考えますか?本題と関係ないので無視してもかまいません。

投稿: ななしの経営者 | 2008年8月28日 (木) 00:48

 ただただうなずくだけです。私も人生の成功の秘訣を人生の先輩から肌で学んだような気がします。
 礼儀正しく、目上の人や下の人にも声をかけるようにする。当り前のことを踏まえた上で人生の成功者に接するとその答えを結構あっさりと教えてくれたりします。逆に今の世の中人生の先輩、成功者たちに素直に接しようとしない。あまりにも敬意も払わない。そんな若者に誰が手を差し伸べようと思うでしょうか?
 コミュニケーション能力。これは簡単なようだけれど本当に重要なことを聞き出す能力はやはりノウハウがいるんですよね。こういう人生の本当の意味での成功のノウハウはなかなかみなさん指摘しないんですよね。そういった意味で今回柳生氏に脱帽です。

投稿: ななしの経営者 | 2008年8月27日 (水) 21:08

banana柳生さんは米国国旗ドクロ&鉤十字の件で問題のある人のようですが、
ブログはけっこう真面目に書いていますね。
時事問題に対する洞察力もなかなかのものです。

投稿: 十二社池の下 | 2008年8月27日 (水) 19:28

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