労組がビッグ3を潰した!サブプラも疑惑あり?
マスコミを見ていると
何だか経営者の責任ばかり問われているかのような「経営危機の米ビッグ3再建」問題であるが・大事なことを見落としてはならない!
たしかに
米自動車3大メーカーの ゼネラルモータース フォードモータース クライスラー社らは燃費の悪い大型車に力を入れすぎて
ハイブリッド車やEV(電気自動車)の開発を怠ったことは事実である。
しかし昨日の産経新聞11面を見ると
とあるように
「労務倒産」
の側面もあるらしい・・・
いわく
UAW(全米自動車労組)に加盟するビッグ3の従業員1人当たりの人件費は(賃金・退職金・社会保険料の企業負担・福利厚生費などを全部含めた総額)
1時間 73.21ドル(1ドル=93円で計算 約6808円) に対して
UAW非加盟の 日系自動車メーカー従業員は
1時間 44.17ドル(同 4108円) だから
約29ドル(2697円)も高い!
これはビッグ3が労組との協約で
従業員と家族の医療費を退職後も負担し
解雇された従業員にも賃金の大半を保障している
からである。
GMの医療費負担は年間46億ドル(4278億円)にも上り
車両1台当たり 約1200ドル(11万1600円)の医療費が上乗せされていることになる。
人件費が日系メーカーに比べて 4割も多い!
ビッグ3が日系メーカーにコスト競争力で負けるのも当然である。
さらに
アメリカに詳しい人に聞くと
「他業種の平均よりもUAW加盟の従業員のコストはずっと高い!」
「労組の言いなりになったのが今回の経営者の責任でもあるが・・・」
と言っている。
結局ビッグ3では
他業種の2倍もの人件費が費やされているらしい・・・
これじゃぁ・・・破綻も・倒産もするわな!
「強すぎた労働組合による労務倒産」
と言われても仕方が無い・・・
民主党よりも共和党の方が
今回の「政府支援法案」に反対しているのも人件費の高いことがそもそもの原因であり・救済も人件費削減が焦点となっているからだ。
マスコミなどでは産経が触れている程度だから
日本の庶民にはこのことが知られていない。
困ったことである。
本質が隠されては金融危機の救済策も間違ったものになる。
そもそも
「新自由主義の行き過ぎでサブプライムローンの破綻が起った!」
というのも怪しくなる・・・
なにしろ・あれは
「低所得者・返済不能者にも住宅が買えるようにしよう!」
というのがサブプラローンの趣旨だったのだから!
これが新自由主義???えっ!?
そもそも
「新自由主義は自己責任」ではないか?!
過去にクレジット返済の滞った貧乏人が高価な住宅を買えるようにすることの何処が自己責任なのか!?
おかしいではないか?正反対ではないのか!
さらに・そのような証券が売り出され、一時は値上がりしたのは
政府が保証
したからだ!
これの何処が「自由主義の小さな政府」となるのか!?
むしろ・これこそが「所得再分配の大きな政府」の発想ではないか!?
ただ今回は金融のトリックによる再配分であることが新しいだけである。
これについては改めて詳しく書くことにする。
とにかく世の中には
事実と正反対なデマを振りまく輩も多い。
皆さんも気を付けなければね・・・
でも
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コメント
尊皇攘夷さん
そちらへ再度コメントしておきました。
私のblogは芸能から旅行記までバラエティに富んでおりますから・また遊びに来てくださいね。
投稿: 柳生昴 | 2008年12月 7日 (日) 23:46
>柳生昴様
私のブログへのコメント、ありがとう御座います。
正直、色々な情報が氾濫していて、どれを信じて良いのか判断がつきかねないという状態なのですね。
どれも本当のような気がするし、どれも説明不足のような気もするし。
確かに、ケーキ屋さんや三輪さんの言っていることは、どこか不十分なような気も、言われてみるとしないでもありません。
今回の昴さんのエントリーの方が、とても説得力がある気がしますし。
これから、こちらでも勉強させて頂きますので、よろしくお願いします。
ところで、耕さんてどなたでしたっけ、どこかでブログを開設していたと記憶しているのですが。
投稿: 尊野ジョーイ | 2008年12月 7日 (日) 10:40
八目山人さん
私もHONDA部品の配送を3年やっていましたから苦労しましたよ・・・
大企業はどこも官僚主義的になりますが・零細企業は1人風邪を引くと全部のラインに迷惑がかかりますから・どこにも苦労がありますね。
まぁ、写真を撮らせてくれるだけ良かったのかもしれません?
学会などは”けんもほろろ”ですよ。
投稿: 柳生昴 | 2008年12月 6日 (土) 23:37
トヨタと日産にちょっぴり付き合いが有りました。日産も組合が非常に強かった。
更に日産は官僚的でした。まあ大きい会社は、皆お役所的でしたが。
トヨタのレーザーエンジンのカットモデルを、展示会用に借りた時、トヨタの係長に申し込み、トラックで受け取りに行ったら、トヨタの係長が「おう、そこにあるから持ってけ」と言う調子でした。
日産の注湯システムをカタログに載せるため、写真撮影させてもらう時、日産の担当者は、はんこが5~6個も付いた稟議書を書かされていました。その上撮影済みポジを事前提出させられ、作業者の服の色を修正したり、写っている物を消したり、大変でした。
日産は労組と官僚主義によって倒産したのだと思います。
投稿: 八目山人 | 2008年12月 6日 (土) 19:29