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2009年1月 2日 (金)

謀略戦:真珠湾攻撃への道

 1941年(昭和16年)12月8日(米ハワイ時間7日)午前7時を期して行われた

 日本海軍による真珠湾攻撃

 いまだに多くの謎に包まれている。

チャンネル桜を応援しよう

 拙者が”つらつら(よくよく)考える”に

 この問題では今の欧米でもそうなのであろうが

 現代日本に生きる人々に最も分かり難いのは

 「アメリカの(伝統的な) 孤立主義

 であると思う。

 

 それは

 第一次世界大戦にせよ第二次世界大戦にせよ・アメリカ合衆国は

 最後には参戦し・それが大戦の帰趨を決する最大の要因になるのだが

 緒戦においては傍観者たることを望み・なかなか参戦しなかったことである。

 まして大東亜戦争(太平洋戦争)では

 何と!1939年9月に開始された欧州での大戦開始から2年以上も経ってから参戦しているのだ!

 

 当時のアメリカ国民の8割以上は

 (第一次世界大戦の惨禍がまだ生々しかったことから)

 欧州での戦争に参加するのは反対であり

 ルーズベルト大統領でさえ

 「英国を助けて”大英帝国の世界支配の復活”には躊躇していた」

 からである。

 このアメリカ国民の伝統的な孤立主義(モンロー主義)を

 ひっくり返してしまったのが

 英国首相 ウィンストン・チャーチル だった。

 

 英国は1940年(昭和15年)以来「英国本土上空の戦い Battle of Britain 」を戦ってきたが

 ナチス・ドイツに対して最終的な勝利を得るためと

 援蔣ルートの遮断をするために日本が北部仏印進駐を行ったために

 シンガポール要塞の脅威に対処する必要が生じ

 アメリカの参戦を是が非でもと画策することになったのである!

 

 そこでチャーチルは

 最高機密であった ウルトラ(ドイツ軍の暗号:エニグマの解読を行った)などの英国情報部の暗号情報・原爆の開発データやレーダーなど をアメリカに提供し

 「英国の陥落は植民地であったカナダやカリブ海の島々などがドイツの勢力圏となり・アメリカの安全保障を直接脅かす!」

 ことをルーズベルトに説いたのである。

 さらにチャーチルは ウィリアム・スティーブンスン(彼の部下だったのが007の作者:イワン・フレミング) という凄腕のスパイをアメリカに送り込み

 政界工作や新聞社の買収などを通じてアメリカ参戦への各種の謀略活動を行わせた!

 その最大のものは

 1940年11月のアメリカ大統領選挙で

 「参戦反対の共和党大統領候補」を”対独参戦支持”の候補者に変更してしまった!”ことである!

 これで「ルーズベルト大統領の史上初の3選」が可能になったのである!!!

 いかにスティーブンスンの秘密工作が凄腕かが分かる。

 そのウェンデル・ウィルキーなる共和党候補が

 前年まで民主党員であり・それまで公職に就いたことがまったくなかったのであるから 異常と言えば異常! ルーズべルトとにとっては

 幸運の上にも幸運!な 歴史上にも誠に不思議な出来事なのである。

 

 しかし参戦の合意はできたが

 当時のアメリカには「中立法」というものがあり

 大統領といえども無闇にヨーロッパ戦線に参戦はできなかった。

 そこでチャーチルとルーズベルトは

 ”裏口 back door からの参戦”・・・つまり

 「日本を外交や経済制裁などで挑発して最初の一発を撃たせる謀略」に画策することになる。

 (これの証拠にはマッカラム覚書というものがある)

 日独は三国同盟を結んでいるから

 それならアメリカ国民も戦争に納得するからである。

 

 よく「日独伊三国同盟無かりせば・・・」と言われるが

 第二次近衛内閣は

 「仮に米独が開戦しても 日本は自動的に参戦はしない」とアメリカ政府に同盟を形骸化することを伝えたが

 (当時の国際常識から言っても大変な屈辱外交である)

 先にチャーチルの策略によってアメリカは参戦を決意しているのだから一顧だにされなかった。

 もともと三国同盟

 アメリカの安全保障を脅かすものでないことをアメリカ側はよく知っていたのである。

 いわば地球の裏側同士のような日独が共同軍事行動など取れるわけも無く

 実際に今次大戦でも1つの共同作戦も行われていない。

 

 ましてドイツは

 日中戦争ではファルケンハウゼンを始めとする多数の軍事顧問団を蒋介石軍に派遣し・武器弾薬はほとんどドイツ製であり

 第二次上海事変では日本軍が1万名もの戦死者を出させるほどに中国軍の陣地の構築を指図し・対日戦を指導していたのである。

 日露戦争での203高地の戦いでは1万5000の戦死者であるから

 これは大変な犠牲者である。

 だからヒトラーが三国同盟を理由に蒋介石軍への援助を停止しようとしたとき

 ラーベなど武器商人が南京陥落の際の日本軍のありもしない蛮行を捏造してドイツ政府に訴えたのが「ラーベの日記」や彼の手紙なのである。

 

 米英と日本の軍事衝突が決定的になったのは

 1941年(昭和16年)7月の南部仏印(ベトナム)進駐であったと言われている。

 直ちにアメリカは在米日本資産の凍結と石油の禁輸を行う!

 しかし日本は三国同盟は対米交渉の道具という認識であり・ソ連を加えて四国同盟にしてアメリカとの対決は極力避けるつもりだったのである。

 それが思いもよらぬアメリカの強硬姿勢に驚くばかりであり・11月26日のハルノートを待つまでも無く・無謀な開戦へという日本の運命はここで既に決まっていたのである。

 ソ連のスターリンも

 米国内のスパイ組織からルーズベルトの対独参戦を既に察知しており

 畢竟・ドイツの敗北は確実と見抜き・松岡外相の四国同盟への誘いなど一顧だにされるものではなかった。

 米英ソの謀略大国に翻弄され・行き場を失い戦争(12月8日の日本海軍による真珠湾攻撃!)への道へと追い込まれて行ったのが・・・対米交渉にわずかな期待を掛け続けた真正直な日本だったのである!

 

 そもそもが日本陸軍はソ連を仮想敵国としていたのであるから(北進

 それが「南部仏印進駐」と逆のことを何故行ったのであろうか!?(南進

 これもまたスターリンの指令に基づくコミンテルン(共産主義インターナショナル)の陰謀・策略なのであった!

 満鉄調査部の出先機関からスパイに「シベリアの農畜産は過去3年間たいへんな不作である」と暗に日本軍の食料調達が不可能な情報を流させたり

 ゾルゲや尾崎秀実などの日本国内のスパイ網を使って

 内閣の中枢にまで入り込み

 巧みに北進(対ソ戦)から南進(対米戦)へと日本の国家戦略を転換させて行ったのである。

 ソ連も

 西側からはナチス・ドイツ 東側からは日本陸軍と同時に挟撃されたくはなかったからである。

 

 歴史というものは再実験が不可能なので絶対的決定論はあり得なく

 新資料や合理的な新解釈が出れば・修正されて当然である。

 また歴史の真贋は裁判所が判断することでもない!

 ところが

 東京裁判の判決に限っては

 あたかもそれが「確定した歴史的真実・事実」であるかのように喧伝されて・政治利用されてきている。

 拙者は歴史家でもなく・科学者でもないが・・・

 少なくともこの大東亜戦争(太平洋戦争)については今回の記事の如く

 英米ソこそが戦争を欲し

 日本が平和を願っていたことは

 明らかなのである!

 また日本は

 たしかに米英ソの謀略戦には負けたが

 戦争の正義においても負けたのでは決してない!

 賢明なる諸兄は

 このことを念頭に置き再度・戦史歴史を紐解き・・・

 祖国の名誉の回復と歴史の真実を明らかにして・それを世界に示してほしいものである。

 

 では

 年の初めに・祖国日本のために初クリックで祈願!coldsweats01

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見本

Photo

 皆様

 あけましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願い申し上げます。

 平成21年元旦 公儀隠密:柳生昴

 

 なお今回の記事は

 歴史街道1月号 総力特集 真珠湾攻撃

 の中西輝政・須藤眞志・小谷賢 各氏の記事

 日中戦争はドイツが仕組んだ(阿羅健一・小学館)

 などを参考に制作いたしました。

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コメント

deliciousicecoffeeさん
 とにかく今の歴史教育では
 悪意があった中国やソ連・アメリカの方がが正しく
 正直だった日本が悪いと教えているのですから道徳など成り立ちません!

投稿: 柳生昴 | 2009年1月 5日 (月) 13:40

アメリカ市民は戦争反対でしたが、ルーズベルトは何が何でも戦争に参加したかったのです。
TBありがとうございました。

投稿: deliciousicecoffee | 2009年1月 4日 (日) 20:49

weirdo31さん
 ”受け流す”ことぐらいやって欲しかったですネ。歴代の総理には・・・
 中国などは
 自国に有利ならウソでも何でも捏造するぐらいなのですから・・・
 
 どんな国でも基本的に現地軍に任せるべきです。
 現地でしか状況は分かりませんし・軍人は軍事の専門家ですから。
 それでも戦争したくないなら議会が予算を与えなければ良いのです。
 日清・日露戦争のときは軍が政府の言うことを聞いていたのですから・もっと総理大臣の権限を強くするような憲法改正が行われるべきでした。
 
 いやはや・・・村山談話は
 憲法前文以上の大甘ですね!
 中国人は朝鮮人以上の大嘘つきなのですから・・・救いようがありません!
 処女が裸で魔窟に行くようなものですよ!

投稿: 柳生昴 | 2009年1月 4日 (日) 19:06

ひつこいようですが、もうひとつ。

「村山談話」中、否定すべき点があるとしたら一点、

「杖るは信に如くは莫し」と申します。この記念すべき時に当たり、信義を施政の根幹とすることを内外に表明し、私の誓いの言葉といたします。

外務省Englishの例文をついでに

It is said that one can rely on good faith. And so, at this time of remembrance, I declare to the people of Japan and abroad my intention to make good faith the foundation of our Government policy, and this is my vow.

「杖」という字をどう読むのか分からなかったので、英語文をみると、"rely on good faith"とあります。依るとか頼ると読むのでしょう。それはそれで間違いではありませんが、相手様の方に頼るに足るだけの誠意があるかどうかです。

東シナ海ガス油田「樫」の開発問題で6月下旬現状維持・交渉継続で合意したその舌の根も乾かぬ直後の7月上旬すでに開発を進めているのを海上自衛隊のP3C哨戒機が発見していたそうです。(産経080104)

こういう相手とはいくら善意の極楽とんぼの村山の翁でも"rely on"する気にはならないでしょう。従って、外務省のこの「談話」の英訳は誤訳ということになります。訂正を必要とします。またぬけぬけと正文は日本語だなんていう言い訳は通用しません。中国語訳や韓国語訳はどうなっているのでしょうか。

投稿: weirdo31 | 2009年1月 4日 (日) 15:34

もう一つ、シビリアン・コントロールの問題です。シビリアン・コントロールなるものは、外交交渉が最終段階を迎え、軍事力を行使するかと言うときに、最終的には国の最高司令官が「行こう」と決断を下すことです。

従って、満州事変にしても支那事変にしても現地の軍司令官が「勝手に」軍を動かしたという意味では開戦ではなく、我が国でシビリアン・コントロールなる観念が存在しなかったことも事態の進展を押さえきれませんでした。

為にする論者が明治憲法第11条を持ち出して
 天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス
とあるので、天皇が陸海軍の最高司令官だと叫んできましたが、これは憲政の常道ではなく、そのような事態を招いたのは既成政党が堕落し軍部とくに陸軍の力が相対的に強くなってきた結果です。天皇陛下が直接軍を指揮されるなどということはありえません。

現に第11条のあとに 

第12条 天皇ハ陸海軍ノ編制及常備兵額ヲ定ム
 
第13条 天皇ハ戦ヲ宣シ和ヲ講シ及諸般ノ条約ヲ締結ス
 
第14条 天皇ハ戒厳ヲ宣告ス
2 戒厳ノ要件及効力ハ法律ヲ以テ之ヲ定ム
 
第15条 天皇ハ爵位勲章及其ノ他ノ栄典ヲ授与ス
 
第16条 天皇ハ大赦特赦減刑及復権ヲ命ス

という「俗事」がありますが

これは同第3条に 天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス

とあります。神聖にして侵すべからずとは、俗事にかかわっていただくのは畏れ多いということで、そのため

同第55条の1に国務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其ノ責ニ任ス
とあります。

これがかの有名な美濃部達吉の天皇機関説なるものです。学術用語としてはおかしくないのですが、これを不敬だ!などという勢力が強くなり、マスメディアも曖昧な態度をとったのが不幸のはじまりです。

投稿: weirdo31 | 2009年1月 4日 (日) 12:16

悪評高きかの「村山談話」なるものは、正に外務省のせいぜい課長クラスが立案した戦後50周年の記念談話に過ぎないものです。

誰も真剣に「談話」なるものを読まないことをいいことにして、歴代の内閣総理大臣に村山談話を継承するかなどと愚問を発し、歴代総理も内容を検討することもなくYesといってきました。愚問に対しては『「村山談話」は端的に言ってサンフランシスコ講和条約で東京裁判の諸判決を受け入れ、国際社会に復帰したのだ。それ以降の日本の歴史は実際が物語っている。』と答えればよく、さらに馬鹿が「東京裁判が正しかったということか」と聞けば、「それは政治家の判断することではない。歴史家にまかせよう」と応じればいいだけです。

田母神論文が「村山談話」を否定するという意図があるのかないのか、防衛省の現職高官としてはいささか軽率であったとはいえますが、せいぜい譴責ぐらいではないかと思います。ハマコウの息子にしては度胸のない後始末で、これも「村山談話」を読んだことがなく、マスメディアに流れる「贖罪史観」に毒されているのでしょう。

投稿: weirdo31 | 2009年1月 4日 (日) 11:25

拝啓、尊野ジョーイ様
横レスとなります。

我が両親や身内も 俗に云うアカです、但し利権はありません。

二言目には
戦争で苦労したが口癖ですが 苦労が身になっておりません。

私も自他共に認める了見の狭さに定評があります、然し乍 身内 周囲の視野の狭さ、見識の無さには憤慨を通り越して匙を投げております!(`´)(T_T)m(__)m
僭越乍乱文にて 敬具

投稿: (^O^)風顛老人爺 | 2009年1月 2日 (金) 19:12

 私の父は、英語の語学教授で、アメリカ崇拝者なので、東京裁判史観をそのまま信じ込んでいます。

 その上で、私の思想を批判してくるので始末が悪い。

 母は共産党のシンパですので、もちろん日本悪玉論者だし、いまだに南京大虐殺を信じていますorg

 こんな両親とは、歴史認識について、とてもじゃないけど話がかみ合うはずがない。

 そもそも、こんな両親から、私のようなまともな人間が育ったというのが、ほとんど奇跡的な出来事であるように思われます(苦笑)

投稿: 尊野ジョーイ | 2009年1月 2日 (金) 16:06

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